まなびのひきだし
2014.04.28
【4月】カラスの巣作り
先日、強風で折れた枝をくわえて行く姿や、大きな枝が木に引っかかり、巣まで運べずに苦労しているカラスの姿をみかけました。毎日、枝や針金ハンガ-、スズランテ-プ等様々な巣材が運び込まれ、しっかりした巣になっていくようです。
嘴(くちばし)と足だけで、これだけの物を組み合わせて作っていくのは大変だろうな・・・と思ってしまいます。立派な巣が完成すると、卵を産み温めて雛が誕生しますが、子育て中のカラスには注意しましょう。巣に近づくと子どもを守るために威嚇して来るので、この時期は巣があるのを見かけたら、園外保育等は道を変える等の対策をとった方が安全です。むやみに怖がって大声を出したり、あわててバタバタすると逆効果ですから、子どもたちとそっとその場を離れましょう。
ごみを散らかす等、嫌われがちなカラスですが、子どもたちには歌や絵本にも多く登場する身近な鳥です。同じ街で暮らす様々な鳥たちの子育てを、巣立つまで遠くからそっと見守っていきたいですね。