まなびのひきだし
2014.05.19
ひとり親家庭の保護者への対応
ひとり親家庭の保護者への対応
家庭・子どもに応じた対応
ポイント
1ひとりで色々な役割を担っています
2保育者としての一線を越えない
3子どもは聞いています
1.ひとりで色々な役割を担っています
ひとりで子育てをしている保護者は、「父親役」「母親役」「職場での立場」等、ひとりで何役もこなしています。これはとても大変なことです。その前提を踏まえたうえで、相手の立場に寄り添った対応をすることが大切です。
2.保育者としての一線を越えない
夫婦間の話などを興味本位で聞くことは絶対にいけません。もし、夫婦間のトラブルなどを保護者の方が話してきても、一緒に相手を責めるようなことは言ってはいけません。あくまでも聞き役になりましょう。
3.子どもは聞いています
子どもは家庭内の雰囲気をとても敏感に感じています。保育者同士でその子の家庭に関しての話を不用意にしてはいけません。子どもは、みなさんが考えている以上に保育者の話を聞いています。
補足説明
家庭の状況について、保育者同士で情報共有することは大事です。園でのミーティングで話すのは必要なことですが、他の保護者に話をしたり、噂話をするのは厳禁です。