まなびのひきだし
2018.05.11
【5月】さまざまな自然の息吹
身近な自然の息吹を感じるこの季節は、全てが輝きに満ちて活き活きとしています。
近くの菜園では、いろいろな種類の夏野菜の苗が植えられ、日差しを浴びて元気に成長し始めました。 子どもたちと野菜等、日々成長に変化があるものを観察してみると、楽しいのでお勧めです。
住宅街では、実をつけた桑の木に鳥たちが訪れ、にぎやかにさえずる姿が多く見られます。
散歩をしながら、ほのかな夏みかんの花の香りを感じたり、柿の花を見上げて楽しむ等、とても素敵な季節です。
美味しい花の蜜や柔らかい葉を求めて、虫たちも活発に動き回っています。
花の中にもぐりこんで蜜を吸うアブや、バラの葉を食べあさる小さな幼虫たち等、みな忙しそうです。
小さな幼虫が、もりもり葉を食べて大きく成っていく様子は、バラには可哀想ですが生命の力を感じさせてくれます。
道端には、マンネングサがびっしりと咲き、まるで黄色の絨毯を拡げた様に綺麗です。
生垣にツルを伸ばして巻きつくヤブガラシの力は、名前由来(藪を枯らす生命力)のパワーを感じます。
空き地の土手ではオシロイバナが芽を出し、逞しく成長していきそうです。
いきものたちが活発に活動する季節、子どもたちとの散策も驚きや発見が多く、様々な出会いが待っています。
チャンスを逃さずに外へ出掛け、この季節を思い切り楽しみましょう。