まなびのひきだし
2017.08.25
【8月】真夏の昆虫たち
蒸し暑い散歩道を歩いていると、葉の上に小さなアブや茎にアオバハゴロモを見つけました。 アオバハゴロモは、近くにロウの様な白いふわふわした物が見られる時は、よく探すとそこに幼虫がいます。 この虫は植物の汁を吸い、葉の影等でじっと数匹で過ごしていることが多いので、子どもたちとゆっくり観察できます。
先日、19:00頃に家のベランダで、せみの幼虫が歩いているのを見つけました。 しばらくすると羽化する場所を決めた様なので、観察をすることにしました。
20:00頃・・・殻から出て柔らかな青白い体で、抜け殻にしっかりと掴まりじっとしています。
21:30頃・・・少しずつ体に色か付いて来ました。
23:00頃・・・柔らかかった体もしっかりしてきて、アブラゼミだと判るようになりました。
翌朝、4:30に確認した時にはもう飛び立った後でしたが、セミたちがあちこちで鳴き始めました。 この様に夜のうちに土から抜け出し、羽化したセミの抜け殻が、たくさん見つかります。 低い位置にあるので、子どもたちと探して楽しみましょう。