まなびのひきだし
2017.03.13
【3月】ひらりと春が・・・
梅林では、周りの木々を枝打ちして日が当たるようになり、黄緑色のふきのとうが、枯葉の間から沢山顔を出しました。 ふっくらとしてとても美味しそうです。
春は菜の花やミモザ、たんぽぽ等、黄色い花が多くみられます。 黄色い花はとてもよく目立ち、沢山の虫たちを誘い受粉へと導いていきます。 花々の開花と、虫たちが活動を始める時期が重なる自然の仕組みに、不思議さと感動を覚えます。
歩いていると目の前にひらりと蝶が舞い降り、道ばたで羽を広げて春の日差しをじっと浴びていました。 春を待っていた冬越しの蝶でしょうか・・・・?
春先は、いろいろな種類の小さな花も咲き始めます。 枯れ草の間には、オオイヌノフグリが青い可愛い花を、道ばたにはナズナが可憐な白い花をそっと咲かせています。 子ども達と小さな花をルーペで拡大して、よく見てみるのも楽しいですよ!
今年も鳥たちの恋の季節がやって来ました。 相手を呼び寄せるさえずりや縄張を知らせる鳴き声等々、いろいろな鳥たちの鳴き声を楽しめる時期でもあります。
子ども達と移り行く春の自然を、五感を通して楽しんで過ごしましょう。