まなびのひきだし
2017.01.24
【1月】厳しい冬の自然
この冬は少し早く、道ばたや庭先のスイセンが咲き始めました。 スイセンには色々な種類があり、一重や八重咲き、中がオレンジ、白、ラッパスイセンのように大輪で咲くもの等、様々です。 また、香りも違うので、子ども達と散歩の途中に比べてみるのも楽しいでしょう。
畑では、暖かさと寒さが混在して、今年は早めにブロッコリーの花が咲き始めましたが、寒波の到来で氷点下になり霜が降りる等、野菜たちにも厳しい環境が続きそうです。
冬空に広がる木々の枝を見上げると小さな芽がついているのに気づきます。 これらは花芽や葉芽で、今は寒さに耐えながら春が来るのをじっと待ち続けています。 子どもたちと、少しずつ膨らんでいく様子等を観察していくといいですね。
葉のない枝に黄色い花をつけるロウバイは、冬のやわらかな日差しを受け、薄い可憐な花びらを静かに開いています。
★ロウバイ
厳しい寒さが続く中、ゆっくりと自然は冬から春へと歩みを続けています。 庭先や公園では紅梅や白梅が咲き始め、ほのかに甘い香りを漂わせてきました。 梅の花を求めて虫たちの姿が見られるようになるのが楽しみです。
★紅梅
新しい年が始まり、これから卒園や進級等忙しい日々も迎えますが、身近な自然との関わりを意識的に保育の中に取り入れていきましょう! 今年は子ども達と、どんな出会いや発見があるか楽しみですね・・・