まなびのひきだし
2016.12.20
【12月】秋から冬へ
街をゆっくりと流れる川には、色々な種類の鳥たちがやってきます。
潜り上手なオオバンは水中に姿を消し、しばらくするとぽっかりと水面に現れ水草をほおばります。
足先で川底をさらうコサギは、ゆっくりとした動きで近づき小魚を捕らえます。
セキレイ達は、川の上を身軽に飛び交い時々護岸で羽を休めては、尾を上下させて川岸を歩き回ります。
近所の玄関先で、“どうぞお持ちください”と今年もかごに盛られた柚子のお裾分けがありました。
庭先のたわわに実った柚子に、気持ちがほっこりする光景です。
もうすぐ冬至、かぼちゃを頂き柚子湯に浸って、皆さんも今年の出来事を思い浮かべてみてはいかがでしょうか・・・
歩いていると面白い形の実を付けました。
これはくちなしの実で、乾燥させてお節料理のきんとん等を色づけするのに使います。
年末にかけて、お店等で目にする機会も多くなると思います。
生垣や公園の山茶花や寒椿が、あちらこちらで満開を迎えています。
山茶花は秋~冬に咲き、色や花びらの枚数が違う等種類も多いので、子どもたちと散歩等で見比べてみるのも面白いですよ・・・
日が暮れると南東の空にオリオン座が輝き始める頃になりました。
空気が澄むこれからの季節は、星や月の光が一段と輝きを増して綺麗な季節です。
忙しい年末、街の電飾も魅力的ですが、ちょっと足を止めて夜空に広がる月や星の輝きを眺めると癒されますよ。
来年も身近な自然に癒されて、素敵な日々を子どもたちと過ごせますように・・・