まなびのひきだし
2016.11.14
【11月】いつもと違う秋
庭先の菊の花が色とりどりに咲き、やわらかい秋の日差しに揺れています。
今年の紅葉は気温が安定しなかった為か、色づく前に落ちてしまう葉も多く、見頃がいつになるかわかりません・・・
野菜の販売所で農家方々が、気温が安定しないこの秋、これからどの種をいつ蒔けば良いのか・・・と話しているのを耳にしました。
農家の方もそうですが、植物たちも気温の変化に戸惑っているように感じます。
畑や道ばたでは、人参や春先に咲くホトケノザも成長し、ビワの花も早く咲き始めそうです。
歩いていると庭先や木々の間から鳥たちの声が聞こえてきます。
柿の実やかんきつ類が食べ頃になり、鳥たちがあちらこちらで実をほおばる姿を見かけます。
餌が少なくなる冬を前に、美味しい実や軒下の虫を求めてカラスやイソヒヨドリたちのにぎやかな日々がしばらく続きそうです。
この時期、暗がりにゆっくりと昇ってくる朝日がとても綺麗です。
輝く朝日に色づく雲や空を眺めるのは、早起きした朝の楽しみのひとつです。
冬至まで、日の出は段々遅くなり、日の入りは早くなるので子どもたちと観察して見ると面白いですよ。
散歩中、落ち葉や木の実を拾い集めては玄関等に飾って楽しんでいます。
子どもたちと集めたものをちょっと工夫して飾りつけると、部屋が素敵な秋の空間になるのでお勧めです。
残り少ない秋を子どもたちと様々な活動を通して楽しんでみましょう。