まなびのひきだし
2016.06.10
【6月】季節のゆりかご
どんよりとした梅雨空が続きますが、ぶどうの葉や道ばたに広がるスナゴケの黄色い花が雨に濡れて綺麗です。
しとしと降る恵みの雨も近年の気象変化により、時には災害を引き起こす大雨になるので少し心配です。
生垣で小さなカマキリの子どもを見つけました。
葉と葉の間をゆっくり移動する子カマキリの容姿は、大人のミニチュア版です。
大人になるまで敵から身を守り、餌を探して逞しく生きる小さな子カマキリの成長を見守りたいと思います。
菜園ではすいかの苗に藁を敷き、つるを這わせて成長する準備が施されていました。
また梅の木にはふっくらと大きな実がつき、梅酒や梅干へと収穫も間近です。
プランターに蒔かれた朝顔の種が双葉となり、雨が降るごとに日々成長を続けどんどん変化しています。
朝顔は種まき~種取りまで、子どもたちと日々様々な活動で成長に関われるので、身近にあるといいですね。
朝、ピッピッチューッとにぎやかな鳥たちの声が聞こえるので、そっと覗いてみるとシジュウカラの親鳥が、子どもたちを見守りながら餌場へ促しているところでした。
今は、巣立ちの時期でいろいろな種類の幼鳥たちが見られるので、子どもたちと散歩の途中でそっと観察するといいですよ・・・
道ばたの老木にはコゲラの姿があり、幹をクルクル巡りながら餌を探していました。
梅雨は、ゆっくりといきもの達を育み成長させる季節でもあります。
色や種類の多い紫陽花を楽しんだり、びわやぐみ、さくらんぼ等の果実を味わってみたり、様々な梅雨を楽しみましょう。