みなさん、はじめまして。
私は横浜から電車で30分ほどの住宅街に住んでいますが、散歩の時にちょっと意識すると、たくさんの「小さな自然」を見つけることができます。特別でない日常の自然をご紹介しながら、それを保育の中で活かしていくヒント・アイデアを書き添えていきたいと考えています。
どうぞよろしくお願いします。

夜まで冷たい雨が降った翌朝・・・寒気が入り震えるほど冷え込む中、雨戸を開けると家々の屋根は霜で真っ白でした。外の様子を楽しみに出かけてみると吐く息は白く、くさむらや畑には霜が降り、水たまりには氷が張っていました。

いつもの朝と違っていたことは、昨夜の雨粒がそのまま凍っていたことです。畑のキャベツも、垣根の葉っぱも雨粒が凍りつき、きらきらと朝日に輝いているのがとてもきれいでした。こんな現象に出会えるのは稀にしかありません。

１年で一番寒いこの時期、出会えるチャンスを逃さない為に前もって保育内容を考えておくことも大切ですね。明日は冷え込むと言う予報の時は氷作りのチャンスです。場所による氷の厚さの違いや、日なたと日蔭の温度の差に目を向けて興味を広げるきっかけにすると楽しいでしょう。

雪が予想されるときは、思い切り遊べる用意や雪に関連する絵本やお話を予め選んでおくと保育のチャンスを広げることができます。また、雪が降ったらル－ペで雪の結晶を観察したり、雪国の暮らしを調べると、より雪に関しての知識が広がります。

★ワンポイント：日々の気象に関心を持ち、保育のチャンスを逃さず、活かしていきましょう。

★関連コンテンツ：No.114 冬の発見（氷・霜柱見つけ等）