まなびのひきだし
2016.01.19
【1月】年初めの自然
毎年この時期は鳥たちの姿が目立ちますが、空き地や畑も少なくなり見かける鳥たちも年々変化している様に感じます。
冬の穏やかな日差しの中、冬の渡り鳥ユリカモメたちが川面を飛び交い、橋の欄干に並んで羽根を休めていました。
川面を歩くコサギに目をやると、急にふわりと舞い上がり水面に嘴を突き刺しました。
一瞬の出来事でしたが、よく見ると嘴には魚が捕えられ、あっという間に呑み込んでしましました。
鳥は種類によってエサも様々で、久しぶりに見かけたオオバンは、護岸に付く水草を食みながら忙しそうに泳いで行きました。
土手にはスイセンやオオキバナカタバミが花を開き、桜のつぼみもいつもの冬より早く膨らみ始めている様に感じました。
今週に入り寒気の南下でやっと冬らしい寒さが訪れ、初めて霜が降り雪もちらつきました。
布団から抜け出すのに勇気が必要で、手袋とマフラーも活躍しそうです。
気象の変動や宅地化等、身近な自然には様々な波が押し寄せていますが、いきものたちと出会う楽しさや驚き、子どもたちとの共感を大切に日々過ごしていけたらいいですね。