まなびのひきだし
2015.11.17
【11月】あふれる秋の自然
道ばたの落ち葉を拾い上げ、自然の織りなす色合いの美しさをゆっくりと眺める秋の散策は楽しいものです。
畑の様子も秋から冬へと変化し始め、白菜やブロッコリー、大根等、冬野菜が元気に育ってきています。
白菜は、葉がしっかり巻けるように外側を紐で結んで大きく育つのを手助けしています。
小さいブロッコリーの花芽は、大きな葉の中心にそっと隠れて寒さに備えている様でした。
歩いていると木の実や種もたくさん見かけます。
クロガネモチの大木は、赤いピカピカの実をたくさん付けて、ざわざわと風にゆれ鳥たちを誘っている様でした。
最近玄関先等でよく見かけるようになったオリーブの木、大きな実が枝の間にかわいくぶら下がっていました。
庭先では、さまざまな菊が花を咲かせ目を楽しませてくれます。
菊の花は花持ちがよいので、子どもたちと日々ゆっくり楽しむことが出来ていいですね。
夕方、にぎやかな鳴き声に誘われて行ってみると、ムクドリがびっしりと電線にとまっていました。
しばらくすると一斉に飛び立ち、夕暮れの空を群れが舞いながらねぐらへと飛んで行く姿が見られました。
ムクドリはねぐらに街路樹等を占領するので、数が増えるこの時期に騒音や糞が問題になる事が多くなります。
人といきものが上手に共存できるようになるといいのですが・・・
夕暮れが日を追うごとに早くなってきました。
秋は夕焼けが美しい時期、皆さんも子どもたちと窓辺から刻々と変化する空の色を楽しんでみましょう。