まなびのひきだし
2015.09.24
【9月】秋のけはい
大雨の後、東の空に広がった虹の橋はとても大きく輝いていました。
何日ぶりかの日差しに誘われて外に出てみると、ご近所の植え込みにシュウメイギクやフジバカマが花を咲かせ、紫色のアゲラタムにはハチやチョウが入れ替わり訪れ蜜を吸う姿が見られ、草花や雲の様子から秋のけはいを感じます。
秋の草花が咲き始め、庭先から枝垂れ咲く萩の花が涼やかな風にゆれる様子は、とても優雅で綺麗です。
ゆっくり歩く足元に穴だらけになったフヨウの葉が目に入り、近づいてみると沢山の毛虫が美味しそうに葉を食べていました。
同じ種類の毛虫でも生まれた日が違うようで、段々と模様が変化するのを一枚の葉の上で見ることができ面白い発見でした。
夏に綺麗な花を咲かせていたネムノキには、枝豆に似た大きなサヤの種が沢山付いているのを見つけました。
少し先では、ドングリの中では実るのが早いカシワも実をつけ、道ばたにカシワのドングリが転がっていました。
土手のあちらこちらでススキが穂を出し始め、風になびくススキは、秋の訪れをより感じさせてくれます。 今年の十五夜は、9月27日(日)です。
子どもたちと散歩でススキを摘んだり、お月様や夜空の話等から、十五夜を楽しみに保育を広げてみるのも楽しいですね。
27日は、おだんごや秋の恵みをお供えしてススキを飾り、ゆっくりと月夜を楽しんでみてはいかがでしょう・・・