まなびのひきだし
2015.08.21
【8月】美しく逞しい夏の自然
早朝には新しいセミの抜け殻を、木の枝や壁等いろいろな所で沢山見かけます。
大きな木に集まったミンミンゼミやアブラゼミ等が、一斉に鳴き始めるとあまりの音量に驚き、限られた日々を生きる逞しさを感じます。
また、近所にはなぜか毎年セミたちが群がる電信柱があり、朝からセミたちがいっぱい止まっています。
強い日差しが降り注ぐ中、成長したニホントカゲが石垣にいるのを見つけました。
素早い動きで止まる、走る、を繰り返し、あっという間に石垣の隙間に逃げ込んでしまいました。
小さな花が集まって咲く中南米原産のランタナは、色が移り変わる様子から七変化とも呼ばれているそうです。
近くで見ると花火が夜空に開いたような可愛い花で、公園や庭先でよく見かけるので、色の違い等を楽しんでみましょう。
高台の家の生垣から大きなユリが可憐な花をのぞかせていました。
夏にはユリをはじめダリア、カンナ、フヨウ等大きな花を観る機会も多いので、散歩の途中でゆっくりと花の特徴を観察するのも面白いです。
この夏、どこかへ出かけた際には、その地域の植物やいきものに目を向けて住んでいる地域との違いを感じたり、様子を観察したりすると面白いのでお勧めです。
皆さんの色々な発見や感動が保育のヒントやひろがりにつながるといいですね。