まなびのひきだし
2015.07.29
【7月】眩しい夏がやって来た
日差しが強くなった畑では楕円のスイカが大きく育ち、キュウリやナスも毎日たくさんの実をつけ旬の野菜がおいしい季節になりました。
夏の野菜の花は色や大きさもいろいろあるので、子どもたちとそれぞれの花を比べたり、成長も早い時期なので、花から実になる様子を観察したりと日々楽しむことができます。
早朝の道ばたでは、まだオシロイバナが色とりどりの花を咲かせ、マツヨイグサには早起きのハチが花にもぐりこみ、体を花粉だらけにして蜜を吸っていました。
夏は早朝や夕方の散歩が涼しく、いきものたちをゆっくり観察できるのでお勧めです。
強い日差しを避ける様に、葉の裏側に隠れながら成長を続けるヒロヘリアオイラガの幼虫は、イガイガの毒針を持っており刺されると激痛が走るそうですが、とても綺麗な色とイガイガ姿が魅力的です。
朝の草むらで、脱皮をしたばかりのショウリョウバッタを見つけました。
梅雨前に小さかったバッタが、何度か脱皮を繰り返し成長した姿を見ることができた貴重な出会いです。
暑い夏、涼を求めて日影で過ごす等、配慮しながら保育をする時期ですが、季節の自然と向き合いながら楽しい夏を過ごしましょう。