まなびのひきだし
2020.09.15
【9月】暑かった夏から秋へ
9月の初めには相次ぐ台風の通過で西日本では災害が発生しました。
遠く離れた地域でも湿った空気で雨雲が発生し、急な雷雨等不安定な天候が続きました。
★連なる雨雲
散策中、風に揺れる大きな木を見上げると、枝葉にクリスマスの飾りの様に付くセミ抜け殻があり、賑やかだったセミたちを思い出しました。
★飾りの様な抜け殻
暑い夏から秋へと季節が少しずつ進み、日が暮れると茂みからは虫たちの声が響きわたります。
★夜の茂み
大きな花を咲かせていたオクラもこの時期には残る実がはじけ、丸い黒い種が顔をのぞかせています。
店先でさつま芋を見かける様になり、菜園の生い茂る葉の下で大きく育つさつま芋が、もうすぐ収穫を迎えます。
★オクラの実
★茂るさつま芋
歩いていると足元で小さなバッタが飛び跳ね、生垣には小さなクモが張った巣が、日差しに輝き綺麗です。
★小さなバッタ
★輝くクモの巣
萩の近くではキジバトがエサを探して歩き、フェンスに巻き付くヘクソカズラには小さな実がたくさんつきました。
★萩の花
★後姿のキジバト
★ヘクソカズラ
虫たちが好むヤブガラシの花には、スズメバチやアシナガバチがやって来ます。
毎年のことですが秋の初めはハチたちが攻撃的な時期なので、事前に情報や対応を把握して、散歩を楽しめるよう配慮しましょう。
★スズメバチ1
★スズメバチ2
★アシナガバチ
残り少ない9月、子どもたちと小さな秋を探して地域の自然を楽しみましょう。
★キノコ