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おやこのひきだし

2020.09.04

タブレット学習は幼児にもおすすめ?メリットや注意点・使える便利アイテムを紹介

タブレット学習は小学生に人気の教材ですが、幼児の子どもがいる保護者の方にもタブレット学習に興味がある方は多いようです。タブレット教材は、紙教材に比べると目や耳でも楽しみながら学べるため、喜んで勉強に臨む子もいるでしょう。しかし、タブレット学習に興味はあっても幼児にタブレットを使わせることに抵抗を感じる人は少なくないようです。

この記事では、幼児のタブレット学習のメリットや注意点、タブレット学習に使える便利アイテムなどを紹介いたします。子どもに楽しみながら勉強させたい方、就学前に先取り教育をさせたい方は、ぜひ参考にしてください。

幼児がタブレット学習をするメリット

幼児学習は、タブレット教材と紙の教材のどちらにするか悩む保護者の方もいらっしゃるでしょう。まずは幼児がタブレット学習をするメリットを確認していきましょう。

楽しく学習できる

タブレット学習は、子どもが楽しく学べるような工夫がされています。紙の教材とは違い、音や動画を楽しみながらゲーム感覚で学習できるため 、子どもは自主的に学習したくなり、どんどん知識を身につけていくでしょう。小学校に入学すれば、本格的な勉強がはじまります。

年齢が上がるにつれ、勉強に苦手意識を持つ子どもが増えていくものですが、幼児の頃からタブレットで学ぶ環境を作っておけば、勉強する習慣が作りやすいでしょう。 幼児の頃に学ぶ楽しさを知ることで、小学校に入学しても意欲的に学習に取り組める可能性が高まります。

画像や動画が豊富で理解しやすい

タブレット学習は、画像や動画を多く用いて子どもがわかりやすいような工夫がされています。視覚的な要素が多いタブレット学習は、文字ばかりのプリントより楽しく学べるでしょう。幼児であれば、まだ絵本を楽しむ年齢なので、画像があることで学習内容の理解が進みます。

子どもだけでも勉強できる

タブレット学習は、親が横についていなくても、一人で勉強できるようになっています。子どもが途中でつまずいたときは、音声でサポートしてくれますので、子どもも不安なく勉強に取り組めるでしょう。 保護者の方が、子どもの相手をすることができないとき、タブレット学習をさせておけば子どもは一人で楽しみながら学べます。

ただし、子どもが小さな頃は、親子で一緒に使う方が望ましいので、子どもの学習をタブレットに任せきりにするのではなく、保護者の方も可能な限り見守りながらコミュニケーションを取ってください。

繰り返し勉強できる

同じ問題を繰り返すことで知識が定着していきます。一度書いたら終わりの紙教材より、何回でも同じ問題を勉強できるタブレットの方が、しっかりと勉強できるでしょう。

幼児向けタブレット教材には、ひらがなやカタカナを勉強できるものもあります。小学校に入学前にひらがなとカタカナをマスターしておくには、何回も繰り返し書いて勉強しておくことが効果的です。タブレット教材を使えば、なぞり書きの練習も繰り返しできます。

タブレット学習の注意点

タブレット学習にはさまざまなメリットがありますが、保護者の方の中には幼児がタブレットを使って勉強することに不安を感じる人もいるのではないでしょうか?確かにタブレットは使い方に気をつけておかないとデメリットになることもあります。タブレット学習の注意点を確認しておきましょう。

長時間使わない

タブレットを長時間使い続けると、視力が悪くなる可能性があります。近くのものを長く見続けることが近視になる原因の1つです。つまりタブレットが悪いというわけではなく、紙の教材でも同じなのですが、タブレット学習は子どもが楽しみながら勉強できるため、つい長時間連続して使ってしまう可能性があります。

視力を悪化させないためには、長時間の連続使用を避け、目を休ませることが重要です。 たとえば窓から遠くの景色を見て、目をリラックスさせることなどがおすすめです。タブレット教材の中には、時間制限機能がついたものもあります。もしそのような機能がなければ、保護者の方が時間を気にかけてあげてください。

明るい場所で使う

暗い場所でタブレットを使うと、ピントが合いにくいため眼精疲労を招いてしまいます。 目の疲れがすぐに視力低下につながるわけではありませんが、放置しておくと視力が悪化する可能性があります。子どもの視力を悪化させないためにも、部屋を明るくし、目に優しいデスクライトを使うなどして、明るい場所でタブレットを使うようにさせましょう。

学習用タブレットの選び方

タブレットは、さまざまなものが販売されています。幼児に学習用のタブレットを選ぶときは、次のポイントに気をつけてください。

年齢に合うものを選ぶ

幼児学習用タブレットを買うときは、対象年齢を確認しておきましょう。背伸びしすぎると、難しすぎて続かないかもしれません。逆に簡単すぎるとすぐに飽きてしまうでしょう。プリインストールされているアプリの数が多いものは、3歳から就学前までというように、長期間使えるものもあります。

子どもが使いやすいものを選ぶ

幼児が使うものですので、子どもにとって操作しやすいものを選ぶようにしましょう。たとえば幼児でもボタンが押しやすい、文字がわかりやすいなど、子どもがスムーズに使えるか、チェックしておくと安心です。

幼児向けタブレット学習の方法

幼児がタブレット学習をする方法には、主に次の3つがあります。それぞれの特徴を確認して、どのような方法でタブレット学習をはじめるか検討してください。

①  通信講座を受講する

タブレットを使って学習する通信講座にも幼児向けのものがあります。 通信講座を受講すると、毎月タブレットに新しい講座が配信されるため、子どもの年齢に合った学習を無理なく進めていけるでしょう。学習内容はそれぞれの通信講座によって異なり、ひらがなやカタカナ、時計の読み方や英語など、勉強面から生活面まで幅広く学べるものもあれば、算数に特化したもの、感性や思考力を育てるものなど、それぞれ特徴があります。

幅広く学べる通信講座は先取り教育ができるので、子どもが小学校に入学したときに自信を持って勉強に取り組めるでしょう。幼児の頃から算数に特化したタブレット教材で学んでおけば、算数が得意になりますので、高学年になったときにも算数に苦手意識を持たなくてすみます。また、感性や思考力を育てるタブレット教材を利用すれば、思考力も伸びますので、学力も伸びていくといわれています。

通信講座を受講する場合は、複数の通信講座の学習内容や専用タブレットの有無、機能、料金などを比較 して、納得いくものを選びましょう。専用タブレットがあれば、子どもがアプリを自由にダウンロードしたり、危険なサイトにアクセスしたりする心配がないため安心感があります。

②  幼児学習用タブレットを使う

幼児学習用タブレットは、タブレット型トイとも呼ばれます。さまざまな知育コンテンツが最初から入っているため、買ってすぐに遊びながら学べます。 国語や算数、英語、音楽などを楽しく学べるので、小学校入学準備としてしっかり学習できるでしょう。通信講座のように毎月新しい講座が配信されるわけではないため、月額料金はかかりません。

幼児学習用タブレットには、対象年齢が1歳半からのものもあります。通信講座は年中や年長からスタートする講座が多いため、13歳頃であれば、幼児学習用タブレットで知育に役立つ遊びに楽しく取り組んではいかがでしょうか。

③  タブレットに幼児用アプリをダウンロードする

保護者の方が使っているタブレットに幼児の学習用アプリをダウンロードして、子どものタブレット学習に使うという方法もあります。この方法なら、新しくタブレットを用意する必要がありません。無料でダウンロードできる知育アプリもありますので、お金をかけずにタブレット学習 をはじめることも可能です。

また、保護者の方のタブレットを使わず、幼児の学習用にタブレットを購入する場合は、インターネットに接続できるもの を購入しましょう。アプリがプリインストールされている子ども用タブレットは、ほとんどがインターネット接続不可です。インターネットに接続できる子ども用タブレットを購入すれば、アプリを選んでダウンロードできるうえに、動画なども楽しめるため、利用範囲が広がります。ただし、インターネットに接続可能なタブレットを購入する場合は、不適切なコンテンツの表示を防ぐため、ペアレンタルコントロール機能がついたものを選びましょう。

幼児のタブレット学習に便利なアイテム

幼児が安全で快適にタブレット学習を進めるために、用意しておくと便利なアイテムをご紹介いたします。

ブルーライトカット保護フィルム

タブレット学習は、タッチペンを使うことも多いので、画面の傷を防ぐためにも保護フィルムを貼っておくことをおすすめします。保護フィルムには、さまざまな種類がありますが、子どもの目の安全を考えると、ブルーライトカット効果がある保護フィルムがおすすめです。

ブルーライトとは、可視光線の中で最も波長が低くエネルギーが強い光です。デジタルデバイスのディスプレイから発せられるブルーライトは、目に負担をかけるといわれています。そのため長時間使用せず、目を休めることが必要なのですが、できるだけ目に負担をかけないためにも保護フィルムはブルーライトカット効果があるものを選んではいかがでしょうか。

タブレットケース

タブレットを落とすと画面が割れる危険性があります。子どもがうっかり落としてしまったときにタブレットを守るため、衝撃に強いタブレットケースを使ってはいかがでしょうか。タブレット学習が気に入れば、外出先にも持ち歩きたくなるかもしれません。そのようなときも頑丈なタブレットケースに入れておくと安心感があります。

タブレットスタンド

タブレットに夢中になると、画面に目を近づけて前かがみになる可能性があります。悪い姿勢は視力の悪化にもつながりますので、背筋を伸ばして学習できるように、タブレットスタンドを使いましょう。

タブレットスタンドがあれば、前かがみにならずに正しい姿勢で学習できます。 姿勢が良くなれば、集中力もアップして学習がはかどるでしょう。タブレットスタンドを選ぶときは、子どもが見やすい角度に調節できるものがおすすめです。スタンドになるタイプのタブレットカバーを利用するという方法もあります。

まとめ

「幼児にタブレットは早いかな?」と思う人も多いでしょうが、幼児用タブレットを使えば子どもは楽しく学習できるでしょう。ひらがなやカタカナなどは小学校に入学してから習いますが、就学前にひらがなの勉強をはじめる子もいるでしょう。

タブレット学習をはじめたら、楽しいので子どもは自分から勉強するようになるかもしれません。国語以外にも算数や英語に触れておくことで、学習へのハードルが低くなるはずです。就学前に勉強が好きになれば、小学校でも意欲的に学ぶでしょうから、学力向上が期待できます。

幼児に楽しく学ばせたい保護者の方は、タブレット学習を検討してみてはいかがでしょうか。


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