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保育士のひきだし

2020.06.03

【みんな一緒!】保育士が思わず「あるある」と頷く共感エピソード特集

保育士の仕事は予想以上に過酷な仕事。そんな過酷な仕事だからこそ、悩みはつきものです。本記事では子どもの言動や保育士の人間関係など、保育士なら共感できる「あるあるエピソード」をご紹介いたします。つらいエピソードだけでなく、思わず笑ってしまうようなエピソードも合わせて取り上げていきます。

保育士あるある【仕事編】

保育士なら誰もが共感する「あるあるエピソード」を5つピックアップします。あなたはどうですか?

常に筋肉痛&謎のアザがある

保育士に共通する悩み…。それは「体の痛み」です。職業柄、常に体を動かしているのが原因といえます。

  • 子どもをおんぶ・抱っこする
  • 子どもと一緒に遊ぶ
  • 食事の準備や片付けをする(いすやテーブルの配置)
  • 遊具の準備や片付け

体に負荷がかかる動作が多いため、常に腰痛や全身の筋肉痛に悩まされてしまうのです。加えて、知らぬ間に脚や腕にアザができていることもしばしば。「休日用におしゃれなスカートを買ったのに、あざがひどくて着られない…」といった悲しい声もよく聞きます。

消毒液で手がガサガサ

保育室の掃除やおもちゃの消毒も大切な仕事です。その際にアルコールや次亜塩素酸ナトリウムなどの強めの消毒液を使うため、手がガサガサになってしまうのです。加えて、哺乳瓶や散歩用の水筒など、洗い物も多いことも手荒れの原因です。ビニール手袋やハンドクリームを使って、手荒れを防ぎましょう。

子どもの体力についていけず遊びからフェードアウト

子どもの体力は計り知れません。どれだけ走り回っても疲れた様子を見せることなく、「次は鬼ごっこして遊ぼう!」と何度も遊びに誘ってきます。子どもの底なしの体力についていけず、「先生はちょっと休憩…」「またあとでね~」と言い訳をして遊びからフェードアウトしてしまう保育士も多いのではないでしょうか?一方で、「短距離のかけっこは本気で走って子どもに勝つ!」という強者保育士もいます。先生が本気でぶつかってくると、案外子どもは喜ぶものです。たまには本気で子どもと遊んでみると、盛り上がるかもしれません。

子ども向け番組にやたら詳しくなる

戦隊ヒーローやディズニーなど、子ども向けのTV番組や映画にやたら詳しいのも保育士あるあるです。子どもと話しているうちに情報を得ることもあれば、「子どもの影響で自分もハマってしまった」という保育士もいます。「マニア」とも呼べるほど作品に詳しくなり、グッズ(エプロンや靴下)を集めてしまうことも。

給料が不満だけど子どもが好きだから辞められない

厚生労働省によると保育士の平均月収はおよそ22万円。一般職と比べるとやや低めの給与が理由で「ほかの職種に転職したい」と悩む保育士も少なくありません。しかし、子どもの無邪気な笑顔や、毎日成長していく様子を見て「やっぱり保育士は辞められない!」と思い直す保育士も多いのも事実。仕事の「やりがい」が大きく、子どもへの愛情が強いのも保育士あるあるの一つといえます。

【参考】厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」

保育士あるある【子ども編】

いつも予想外の言動で保育士たちを笑顔にさせ、ときに困らせる子どもたち。ここでは、保育園で見かける子どもの「あるあるエピソード」をご紹介いたします。

自分から遊びに誘ったのに途中で放棄

子どもに「○○しよ!」と誘われて遊んでいたのに、数分後に子どもを探してみると、別の子どもと違う遊びをしていた…という経験はありませんか?子どもの興味や関心はコロコロ変わるものです。ただ、保育士側からすると、何だか拍子抜けしたような気分になりますよね。

事前に声をかけたのに散歩の直前で「トイレ~」

お散歩や外遊びの前に「トイレに行ってね~」と声をかけたにも関わらず、ほかの子どもが靴を履き終えた頃になってから「トイレ~」と言い出す子ども…。思わず「さっき言ったじゃない!」と言いたくなってしまいますよね。

クラスに一人は委員長タイプの子どもがいる

「先生!○○ちゃんが○○してた!」「○○ちゃん、それはダメだよ!」と、まるで学級委員長のように周りの子どもの言動をチェックする子どもがクラスに一人はいませんか?頼りになる半面、「そこまでチェックしなくても大丈夫なのに…」と苦笑いしたくなる瞬間もありますよね。

連休明けは情緒不安定

ゴールデンウィークや夏休みなどの長期連休の後、心が不安定になる子どもは多いです。休みの間に生活リズムが崩れている、もしくは大好きな家族と離れることの寂しさが原因として挙げられます。ちょっとしたことで不機嫌になったり、午睡時間に寝付けなかったりするため、保育士にとって長期連休明けは苦労が多いかもしれません。元の生活リズムに戻るまで辛抱強く対応していきましょう。

「また飲み会?」とやけにリアルなおままごと

子どもの同士の遊びをこっそりのぞいてみると、子どもの家庭事情がよく見えてきます。例えば、おままごとでお母さん役をしている子どもが「また飲み会なの?」「まったくもう~」と、やけにリアルなせりふを言うときがあります。自宅での保護者の口癖をそのまま真似しているのでしょうか?ちょっぴりリアルな言い回しに思わずクスッと笑ってしまいますね。

保育士あるある【保護者編】

次に、子どもの保護者にまつわる「あるあるエピソード」を5つご紹介いたします。あなたの周りの保護者の方と照らし合わせてみましょう。

お迎えママ同士の会話が長い

降園時間なのにママ同士の会話が長引いて、帰ってくれない…というときもあるでしょう。お迎えの時間は、ほかのママとコミュニケーションできる貴重な時間なので、話したくなってしまうのも無理はありません。ただ、保育士側からすると「ほかの子どももいるから、なるべく早く帰ってほしい」という思いもあるので、複雑です。

子どもの様子を伝えても反応がないときの切なさ

保育士が「今日、○○ちゃんは~ができるようになったんですよ!」と子どもの様子を伝えても、「そうですか」とクールな反応を見せる保護者の方もいます。保育士としては、「子どもの成長や微笑ましいエピソードを聞いてほしい」「子どもを褒めてほしい」という気持ちがあるため、思ったような反応が返ってこないと寂しさを感じてしまうものです。

うっかり検温し忘れる保護者

連絡帳には保護者が子どもの体温を記入する箇所があります。子どもの体調管理のため、毎朝の検温は欠かせません。しかし、うっかり検温し忘れて、登園後に保育園の体温計を使って測ったり、計測せずに適当に記入したりする保護者の方もちらほら。うっかりミスは誰にでもありますが、何度も続くと困ってしまいますよね。なるべく忘れずに自宅で検温してもらいたいものです。

保育士のプライベートを詮索する

保護者の方の中には「先生は彼氏いるの?」「結婚して何年目?」「子どもを作る予定はあるの?」と保育士のプライベートを詮索する人もいます。いくら仲のよいママさんでも、さすがにプライベートに踏み込まれると気まずくなってしまいますよね。なるべく相手に不快感を与えないよう、「内緒です~!」「恥ずかしい!」とはぐらかすのが無難です。

保育士あるある【人間関係編】

保育園は女性が多い職場なので、人間関係に悩まされている保育士も少なくありません。ここでは、保育士の人間関係の悩みに関する「あるある」を取り上げていきます。

園長先生の現場入りは正直困る

人手が足りないときに、園長先生がヘルプとして現場に来てくれるかもしれません。しかし現場保育士からすると「ちょっと気まずい」というのが本音ではないでしょうか?上司である園長先生に、「○○してください」と頼むのも気が引けますし、日頃デスクワークしかしない園長先生にどこまで助けを求めてよいのか悩んでしまいますよね。

複数担任で組む保育士と相性が合わない

複数担任制の場合は、ほかの保育士と一緒に業務をします。しかし、その保育士と保育観や性格が合わず、「思い通りに保育できない!」と悩んでしまうケースもあります。それが少なくとも1年は続くと考えると、気が重くなってしまいますよね。

ベテランのパート保育士の目が怖い

保育業界には、保育士歴数十年のベテラン保育士もたくさんいます。ベテラン保育士は経験が豊富で、いざというときに頼りになる存在です。ただ、経験が豊富な分、ほかの保育士の保育の進め方や日頃の様子を見て、「○○先生のやり方はダメ」「私が昔働いていた保育園では…」とついつい口をはさんでしまうこともあります。アドバイスはうれしいのですが、あまりにも度が過ぎてしまうと、教えてもらう側も委縮してしまいますよね。

休憩室は陰口・うわさ話の場

残念ながら、陰口やうわさ話が好きな保育士もいます。本人はストレス発散のつもりかもしれませんが、言われた側も周りにいる人も不快になってしまうでしょう。このような人間関係の悪さから転職を考える保育士も多いようです。

優しい年配保育士に癒される

ちょっぴり威圧感のあるパート保育士もいれば、一方で、まるで仏のように優しい年配保育士もいます。「おかし食べる?」「職場には慣れた?」といつも気にかけてくれる年配保育士は、新人保育士にとって大変心強い存在です。

まとめ

保育士の「あるあるエピソード」を取り上げました。共感できるエピソードはいくつありましたか?保育士の仕事は決して楽しいことばかりではありませんが、子どもたちの笑顔や成長を間近で見守れるやりがいのある仕事です。つらいときは仕事の楽しさや子どもたちの笑顔を思い出してみてください。ただし、「人間関係が悪い」「保護者対応に疲れた」という悩みが辛いと感じるなら、新しい保育園に転職するのも選択肢の1つです。保育士向けの転職サイトに登録して、あなたの希望に合った働きやすい職場を探してみてくださいね。


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