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おやこのひきだし

2019.11.13

1歳誕生日のお祝いまとめ。一升餅、ご飯、プレゼントなどをまとめて紹介!

子どもの誕生日に、思い出に残るお祝いをしてあげたいという親御さんは多いのではないでしょうか。特に1歳の誕生日は特別な祝い方があり、他にもプレゼント、ケーキ、記念撮影など、気になることはたくさんあります。特別な日だからこそ失敗して後悔することがないようにしたいものです。

そこで今回は、定番のお祝い方法や誕生日プレゼント選びのコツ、記念撮影など、まとめてご紹介いたします。きっと家族の大切な思い出になりますよ。

1歳の誕生日祝いのポイント

まずは、1歳の誕生日祝いでおさえておきたいポイントをいくつかご紹介いたします。

誕生日当日の計画は念入りに立てよう

1歳の誕生日を楽しい1日にするために、当日の計画は念入りに立てましょう。慌てて準備をすると、当日になって足りないものに気づいて後悔するかもしれません。

例えば、誕生日会をするのなら、家族だけで祝うのか祖父母を招待するのか、もしくは友人を呼んで大人数で誕生日会をするのか、これだけでも準備が異なります。場合によっては、家族だけで済ませ、別の日に祖父母を招待するといったこともあるでしょう。

どのような誕生日会にするのかによって、当日の準備が変わります。準備不足となり、当日慌てることがないように前もってきちんと決めておきましょう。

必要なものをリストアップする

誕生日当日までに用意しておくものは、プレゼントや食事、ケーキ、部屋の飾りつけなどですが、特に1歳の誕生日は、一升餅や選び取りといったお祝い方法もあります。一升餅は家で準備するのが難しいので、お店に前もって予約しておくのがよいでしょう。

まず、何が必要になるのかリストアップしておくと、買い物にも便利で、慌てずに準備をすることができます。

当日することをリストアップする

誕生日当日は子どものお世話と誕生日会の準備で忙しくなるでしょう。やり残しがないように、当日することをリストアップしておきましょう。

きっちり計画を立てていれば、落ち着いて誕生日当日を過ごすことができます。やり残して後悔することもないでしょう。

定番の祝い方をおさえよう

1歳の誕生日には、一升餅や選び取りといった特別な祝い方があります。昔、日本では2歳以降、毎年誕生日を祝う風習はありませんでした。子どもが1歳になるまで健康に成長するのは大変なことだったのです。

そこで1歳の誕生日には、これまでの成長をよろこぶとともに、これからの健康を願うため、盛大に祝うこととなりました。今でも一升餅や選び取りのお祝いをする家庭は多いでしょう。

記念に残るように

初めて迎える特別な誕生日は、記念に残しておきたいものです。かわいい子どもの姿や成長をよろこぶ家族の写真は、かけがえのない宝物です。思い出は写真や動画で残しておけば、いつでも振り返ることができますね。

写真や動画の他にも、手形や足型を残すのもおすすめです。子どもはあっという間に成長します。粘土や絵の具を使い、1歳の頃の手形や足形を残しておくと世界で1つだけの成長記録となります。自分で用意してオリジナルで作ってもいいですし、手形・足形キットを使用してもいいでしょう。キャラクターや動物がモチーフになったものは、楽しいインテリアにもなります。

誕生日の子どもの姿を残したものは、どれもすてきな思い出となるでしょう。

1歳の誕生日のお祝い方法

次に、1歳の誕生日のお祝い方法についてそれぞれご紹介いたします。

一升餅

一升餅は、一般的には餅を風呂敷に包み、1歳の子どもに背負わせて歩かせるというものです。儀式だけではなく、一升の餅そのものも一升餅と呼ばれます。

一升餅には「一升」と「一生」をかけて、子どもが健やかに成長するように、一生食べ物に困らないように、という願いが込められています。

一升分のもち米の重さは約1.8kg。そこから餅をつくると約2kgとなるので、平均体重が89キロの1歳の子どもが背負って歩くのは大変です。1歳の子どもの成長度合いは個人差が大きく、歩けない子どもも多いでしょう。

儀式を行うことに意味があるので、背負って歩けなくても転んでも縁起がいいのです。家族みんな笑顔で、子どもの成長を祝いましょう。

ちなみに一升餅には地域によって餅を踏ませたり、抱かせたり、子どもに餅をぶつけて歩かせないようにする方法もあります。一升餅のお祝いをする前には、お住まいの地域の方法を確認してみましょう。

また近年では、風呂敷ではなくかわいいリュックに餅をいれたり、小分けになっているものやハート型、名入れの餅を用意してお祝いする家庭もあります。準備も楽しんでお祝いをしましょう。

選び取り

選び取りは意味を込めたアイテムを複数用意して、子どもが何を選ぶかで将来の姿や職業などを占うというものです。用意するものは家庭によってさまざまです。

例えば、お金持ちになるという意味を込めて「財布や現金」。商売センスがある、計算が得意になるという意味の「電卓やそろばん」。他にも「本や辞典」は学者、成績優秀。「箸やスプーン」は一生食べ物に困らないという意味。「定規」でしっかりもの、几帳面になる。変わったところでは「風船」を用意して世界に羽ばたく、「スマホ」でIT関係に強くなるなどの意味を込める人もいます。

選び取りに厳密な決まりはありません。アイテムにどのような意味や願いを込めてもいいのです。アイテムをいくつも用意するのが大変なときは、絵を書いたカードを用意するといいでしょう。

選び取りは、子どもがどのアイテムを選ぶのかゲームのように楽しめます。子どもの成長を願い、楽しく儀式を行いましょう。

プレゼント

ここからは1歳の誕生日プレゼントにおすすめのものをいくつかご紹介いたします。子どものためにとっておきのプレゼントを用意しましょう。

ブロックや積み木

ブロックや積み木は、1歳の誕生日プレゼントに最適です。ブロックや積み木は楽しく遊ぶ中で、集中力や発想力などを養い、手先を使う訓練にもなります。

ただし、1歳児はなんでも口に入れる時期なので安全面を考え、対象年齢に合わせてブロックや積み木を選ぶようにしましょう。

絵本

絵本は、家の中でも外でも大活躍する人気の誕生日プレゼントです。子どもの心をつかむためには、月齢に合った絵本を選びましょう。プレゼントした絵本の読み聞かせも、子どもにとってうれしい時間です。いくつになっても大切な贈り物として、心に残るでしょう。

お出かけアイテム

1歳頃は歩き始める時期です。そこで靴下や靴、リュックなどのお出かけアイテムをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。親御さんからプレゼントされたアイテムを身に付けると、お出かけが楽しくなります。刺繍などで名入れするのもすてきですね。

食器セット

1歳の誕生日に食器セットをプレゼントするという家庭も多いです。食器セットであれば長く使うことができるのでよいプレゼントです。子どもが好きなキャラクターや動物が描かれているもの食器なら、食事の時間が楽しくなるでしょう。

三輪車

三輪車もおすすめのプレゼントです。特に乗り物が好きな子どもなら、目を輝かせてよろこびます。天気のいい日は三輪車に乗り、お散歩に行きましょう。

三輪車には室内用もあるので、雨の日でも楽しめます。

記念撮影

1歳の誕生日の記念撮影は、スタジオで行うケースと家庭で行うケースがあります。スタジオ撮影は、仕上がりがきれいなことと準備が必要ないことがメリットです。スタジオには着ぐるみやドレス、タキシードなどたくさんの衣装を着ることができます。誕生日という節目にプロに撮影をお願いしてみてはいかがでしょうか。

一方、家庭で記念撮影するメリットは、子どもに負担がかからないことと予算が抑えられるということです。子どもの機嫌に合わせて撮影できることも負担になりません。

スタジオ撮影にも家庭で行う記念撮影にもそれぞれ良さがあるので、好みに合わせて選びましょう。

誕生日ケーキ

誕生日にはケーキがかかせません。ケーキに使われる生クリームは1歳なら食べても問題ありませんが、胃腸に負担がかかるので大さじ1程度までを目安としましょう。牛乳の脂肪分でできている動物性の生クリームを選ぶこともポイントです。

大人が食べる市販のケーキは油や砂糖がたくさん使われているので、1歳の誕生日には控えた方がいいです。

子どもに合わせたケーキには、生クリームの代わりに水きりヨーグルトや豆乳クリームを代用しましょう。スポンジではなくホットケーキミックスで作るのもおすすめです。子ども向けのケーキセットも販売されているので、料理が苦手な方でも簡単に作れます。トッピングのフルーツは、子どもが好きなものを選びましょう。

愛情のこもった手作りケーキをうれしそうに食べる姿は、一生忘れられないものとなります。

参考【一般社団法人 母子栄養協会 生クリームはいつから食べられる?

食べ物アレルギーに注意

食べ物アレルギーの心配があるので、誕生日当日はこれまでに食べたことがある食材やフルーツを用意しましょう。卵を食べたことがない場合も要注意です。

子どもが口にするものなので、安心安全を心掛けましょう。

飾り付け

飾り付けをすると、部屋が華やかになりパーティーの雰囲気が出ます。誕生日会の飾りつけで人気なのはガーランドです。壁の面積は広いので、ガラリと部屋の印象が変わります。

風船もおすすめです。数字の「1」の形をした風船なら、1歳の誕生日にぴったりです。飾り付けのセットも販売されているので、はじめての誕生日会でも大丈夫です。

飾り付けでは、写真撮影のことも忘れないようにしましょう。大人の目線で飾りつけをしてしまうと、うまく写真におさまらない可能性があります。主役の子どもを座らせたときの写真の構図を考えて飾り付けすると、最高の1枚ができあがります。

まとめ

1歳の誕生日は家族みんなが笑顔になる特別な日です。やり残したり、失敗したりして後悔しないように事前に誕生日の計画を立てましょう。一升餅や選び取りなど、1歳の定番のお祝いもぜひやってみましょう。当日は、記念に残るように写真撮影をすると、いつまでも色あせないすてきな思い出づくりができます。手形や足形をとって記念に残す方法もあります。他にも誕生日ケーキは子どもの食べられるものに合わせ、安全面を考慮しつつ用意するといいでしょう。

1歳の誕生日は特別な日です。家族みんなの楽しい思い出になるようにしましょう。


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