まなびのひきだし
2019.06.14
【6月】雨上がりの里山
真夏の様な気温が続いた5月が過ぎ、紫陽花が綺麗な梅雨の季節になりました。
年々梅雨の様子がシトシト降る雨のイメージから、南国のスコールを思わせる降り方に変わってきた気がしますが、今年はどんな梅雨になるでしょうか?
★道の紫陽花
★紫陽花
先日、千葉県茂原の里山に行く機会がありホタルブクロや雨のしずくを乗せた葉等、この時期の豊かな自然との出会いを楽しんできました。
★ホタルブクロ
★雨のしずく
雨が上がり、小さなバッタが葉の上でたたずみ、草原では歩くたびに飛び跳ねるバッタの姿が多くみられました。
★ヒシバッタの仲間
★バッタ
草原ではモンシロチョウやモンキチョウが舞い、木の陰にはカタツムリを見つけました。
★モンキチョウ
★カタツムリ
様々な鳥たちの鳴き声が途切れることなく聞こえ、木立にはヤマグワが色づきはじめ、鳥たちも楽しみに待つことでしょう。
★ヤマグワ
少し薄暗い山際の木にモリアオガエルが卵を産み、その下の小さな池では育った大きなオタマジャクシが泳ぎ回り、ほとりの草木にはヤゴが羽化のために登って来ていました。
★小さな池
★ヤゴ
いつもの空間から離れて出会う里山の自然は、沢山の気づきとワクワクする気持ちを育んでくれました。
★里山
★ウツギ
皆さんもちょっと出掛けてみませんか・・・
子どもたちに出会った自然の話を伝えることも、様々な興味へと繋がると思います。