おやこのひきだし
2019.03.25
子どもの写真が整理できない!簡単な写真整理の方法を紹介
今の時代、スマホやデジカメの普及によっていつでも簡単に写真撮影することができますよね。子どもは日々成長していくので、この瞬間を残しておきたいと思うとスマホを向けずにはいられないもの。子どものかわいさに夢中になっていたら、1日に数百枚~数千枚も撮ってしまったという強者もいます。
このように撮影をしているときは無我夢中なのですが、後から困るのは写真整理。増えすぎてしまった大量のデータをどう管理していいのか、兄弟がいるときはどうやってアルバムに収めればいいのか、悩みが尽きないもの。
しかし、簡単に写真整理する方法はあります。今回は、子どもの写真の整理方法についてご紹介いたします。撮りっぱなしを卒業して、すてきな思い出をまとめませんか?
写真整理が大変だと感じるのはどうして?
写真整理が大変だと感じるのはどうしてなのか、まずは悩みの原因を探っていきましょう。
写真の枚数が多いから
デジタルカメラやスマホが普及したことにより、誰でも簡単に写真を撮ることができますよね。簡単に撮影できることが写真の枚数を増やし、整理しきれない状態を作っている一つの要因になっています。
また、スマホには子ども以外の写真が含まれていることも多く、写真の分別に時間がかかるということも写真の整理が大変に感じる要因の一つです。
印刷しなくても写真が見れるから
印刷をしなくても、撮った写真データはいつでも見ることができますよね。写真にする手間がかからないので、撮るだけ撮ってそのままの状態にしている人が多いはず。そのため、気が付いたときにはかなりの枚数になってしまいます。
少ない枚数であれば写真整理に苦戦することはなくても、大量の写真データが溜まってしまうとどこから手をつけたらいいのか分からなくなってしまいますよね。
写真データはどうやって管理する?
それでは、子どもの思い出が詰まった写真データはどのように管理すればいいのでしょうか。おすすめの管理方法を2つご紹介いたします。
ストレージサービスを利用
ストレージサービスを利用して写真管理をしてみてはいかがでしょうか?ストレージサービスとは、ネットの中で自分専用の倉庫を作り、そこでデータを管理するサービスです。写真データはネットに保管されているため、万が一スマホやパソコンが壊れてしまってもデータが消える心配はありません。
他にもスマホの写真を自動でアップデートしたり、パソコンから編集できたり、家族間で共有できたりと、自由に、そして簡単に写真管理できるというメリットがあります。
ただし、ストレージサービスは一定の容量を超えると有料で容量を追加しなければならないことが多いです。大量の写真を高画質のまま保存すると、すぐに無料で使える容量はいっぱいになってしまうので注意しましょうね。なるべく無料で管理するには、厳選した写真以外を捨てるという潔さが必要です。
パソコンで管理
スマホやデジカメで撮影した子どもの写真をパソコンで管理する方法もあります。パソコンで管理するときは撮影した年と月、またはイベント毎にフォルダを作ると見やすいですよ。
パソコンで写真を管理するときは、パソコンが壊れて写真が消えてしまったという最悪の事態を防ぐためにも外付けハードディスクなどにバックアップをとっておくことをおすすめします。
二度手間になってしまいますが、パソコンと外付けハードディスクの両方で管理しておくと安心です。
アルバムを使った写真の整理方法
写真をデータにして管理するだけでもいいのですが、厳選した写真を印刷してアルバムにしませんか?子どもだけの特別な1冊が出来上がりますよ。
ここからは、アルバムを使った写真整理の方法を見ていきましょう。
お気に入りの写真選びから始めましょう
まずは、アルバムに保存するお気に入りの写真を選びましょう。あれもこれもすてきな写真ばかりで迷う…という気持ちは分かりますが、全ての写真をアルバムに残すことはできませんよね。ここは思い切って取捨選択していきましょう。
写真の枚数ですが、一般的なアルバムが1冊に300~500枚程度入れることができるので、1年に300枚、1ヶ月で25枚を目安として選ぶといいですよ。そうとはいえ、新生児から1歳児までの成長は著しく、それに伴って写真も多くなりがち。1年に1冊では収まりきらないのなら、1歳児までは2冊にまとめてもいいでしょう。臨機応変に作っていきましょうね。
兄弟がいる場合のアルバム作りはどうする?
兄弟がいる場合はどうしても上の子の方が写真の枚数が多くなってしまうもの。子どもはこうした差に敏感なので、アルバムの冊数に差が出てしまわないように配慮したいところです。
そこで兄弟のアルバム作りをする場合、下記の方法があります。
- 1歳まではそれぞれ専用のアルバムを作り、その後は家族のアルバムにまとめる
- アルバムの冊数を決めて、そのぶんだけ専用アルバム作りをする
- 産まれてからそれぞれ専用のアルバムを作っていき、兄弟で写っているときは写りがいい方の子どものアルバムに入れる
兄弟でそれぞれアルバムを作っておくと、成長して独り立ちするときに渡すことができます。愛情がこもったすてきなプレゼントになりますね。
写真をプリントしましょう
写真を選んだら、次にプリント作業に移ります。自宅でプリント、カメラ専門店やネットのプリントサービスを利用するなど、写真にする方法はいくつもあります。
プリントサービスは数多くあるので、値段と仕上がり、口コミなどを参考にして選びましょう。
のちほど詳しくご説明しますが、まとめて注文すると料金が安くなるサービスを行っているところもあるので、要チェックです。
コメントを加えてアルバムに入れていきましょう
アルバムを準備し、写真を並べていきます。そして、コメントを加えながら写真を入れていきましょう。コメントはひと言だけでかまいません。そのときの状況や感情、育児メモ、子どもと一緒に行ったレジャー施設のチケットや子どもが書いた絵なども一緒に保存しておくと特別感が増します。
ただし、アルバム作りは頑張りすぎてはいけません。子どものためだと思うと、気合が入ってしまうものですが、アルバム作りは子どもが成長する限り続いていきます。始めに気合を入れすぎて完璧なアルバムを作ってしまうと後に続きませんよ。
また、第二子、第三子が産まれたとき、アルバムの仕上がりに差が出てしまうこともあります。
アルバム作りは、自分が無理なくやれる範囲で行うことが大切です。アルバムに写真をいれるだけでも、子どもだけの特別な1冊が出来上がるものなので、気楽に作っていきましょうね。
アルバムを作るメリット
家事や育児に忙しい日々を過ごしているなか、アルバム作りをする時間はないという人が多いはず。しかし、忙しい時間を割いてまでアルバム作りをすることには、それ以上のメリットがあります。
子どもがいつでも見ることができる
アルバムにまとめておくと、子どもはいつでも思い出の写真を見ることができます。子どもは自分の写真を見るのが好きです。2~3歳くらいの子どもも、うれしそうに自分の写真を見るものです。
それだけではなく、アルバムの中は家族の笑顔に溢れていますよね。大好きな父親や母親、祖父母など、幸せそうに笑っているみんなに囲まれている自分を見て、愛されていることを実感するのです。
もちろんパソコンやスマホに保存していても同じような効果はあるのですが、子どもだけにスマホを操作させたくないという場合もあるはず。アルバムであれば小さい子どもでも簡単に見ることができるのでおすすめです。
思い出がよみがえりやすい
アルバムを作る際、ひと言コメントを付けると、あとから振り返ったときにその日の状況や感情がよみがえりやすくなります。
絶対に忘れられないと思う日でも、残念ながら人の記憶力はそれほど強くありません。写真を見ても、何をした時の写真なのかということですら分からないこともあります。
いつ振り返ってもすてきな日を思い出すことができるように、写真と一緒にコメントを残しておくといいですよ。アルバムを開いたとき、その日の状況が思い出されて込み上げるものがあるはずです。
家族でコミュニケーションがとれる
アルバムを見ることは、家族間のコミュニケーション作りにもなります。アルバムを開いて1枚1枚写真を見ていくと思い出話に花が咲き、自然とみんなが笑顔になれます。
アルバムは家族の絆を深める大切な1冊となるでしょう。
アルバムを作るデメリット
アルバム作りにはメリットだけがあるわけではありません。デメリットもいくつかあります。
アルバム作りは時間がかかる
すてきなアルバムにしようとすると、それだけ時間がかかります。
まずは写真選び。子どもが写った写真の全てが特別に思えるものなので、その中から厳選するのは簡単なことではありませんよね。どちらがいいのか迷っているうちに、かなりの時間が経過してしまっていたというのはよくある話です。
次に厄介なのは、アルバムに写真を入れていく作業です。小さい子どもが側にいると、作業がはかどらないことも多いでしょう。せっかく終わりが見えてきたのに、このタイミングで過去の写真を見つけてしまって落胆することもあるものです。
アルバム作りにはメリットが多いのですが、時間がかかるのは否めません。ただし、時間をかけて苦労したぶんだけアルバムに対する思い入れは強くなります。
予算がかかる
アルバムを作るためは予算がかかります。それを、デメリットだと感じる人もいるでしょう。
アルバム作りでは、写真を収めるためのアルバムを購入する費用がかかるのはもちろんのこと、写真を印刷する費用も忘れてはいけません。
もし、プリントサービスをお願いするのであれば1枚5~30円程度が目安となり、それを必要枚数印刷することになります。これを定期的に行うと考えると、それ相当の費用が発生するのです。
子どもの写真は撮影すればするほど増えていきます。アルバム作りの予算を抑えるのであれば、ある程度の枚数をまとめて注文すると安く印刷してくれるサービスを使ったり、全体的に印刷する枚数を減らすといいですよ。あらかじめ収納枚数が少ないアルバムを購入して、それに合わせると予算内に抑えられるのではないでしょうか。
大切な思い出の1冊です。負担にならないように作っていきましょうね。
フォトブックを活用する
写真整理として、フォトブックを活用する方法があります。フォトブックは残したい写真を選び、1冊の本のようにして残すというもの。増刷もできるので、祖父母にプレゼントすると喜ばれますよ。何気ない日常の成長記録をフォトブックにすることもできますし、イベントの日だけの特別な1冊を作るのもおすすめです。フォトブックのサービスは充実しているので、自分が好きなデザインや素材を選んですてきな1冊にしましょう。
ただし、フォトブックを作るとき、予算を抑えるために格安サービスを使ってしまうと、写真の画質が悪くて残念な仕上がりになってしまうことがあります。子どもの写真はこれからも増えていくので、予算を抑えたいならここぞというときにフォトブックを活用するといいですよ。
写真整理のストレスを解消するコツは写真を溜め過ぎないこと
写真整理のストレスを解消させるためには、子どもを撮影したらできるだけ早く整理することです。子どもの写真は日々増えていきます。イベントの日となると、普段撮影している倍以上の写真を撮ることもあるでしょう。この状態で写真整理を先延ばしにしていると、気がついたときには膨大な量の写真データとなってしまいます。
撮影してから数日の間に整理すれば、写真データも少ないので写真整理の手間もかかりませんよね。似たような写真や失敗した写真や削除し、とっておきの写真だけを残しましょう。
アルバムにするなら、お気に入り登録したり、フォルダに分けておくと便利です。印刷したい写真をその日のうちに自宅プリントしたり、プリントサービスに頼んでもいいのですが、予算を抑えるために定期的にまとめて発注すると費用面の負担は軽減されます。
日々の積み重ねが写真整理のストレスを回避させてくれますよ。ぜひ、今日からやってみてくださいね。
まとめ
子どもの写真整理のおすすめの方法は、日常的な写真はデータとしてストレージサービスやパソコンで管理しておき、厳選した写真だけを印刷してアルバムに収めるというものです。アルバムではなく、フォトブックにしてもいいでしょう。データ以外で管理すると写真の量だけ時間と予算がかかりますが、子どもや家族にとって特別な1冊となりますよ。
子どもの写真はこれからも増えていきます。写真整理によるストレスを軽減させるためにも、日頃から小まめにいらない写真を消したり、フォルダ分けをしておくといった作業をしておくといいですよ。
撮りっぱなしを卒業して、子どもの写真を宝物として保管しましょう。