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おやこのひきだし

2019.03.11

小学校の入学準備で必要なものまとめ。早めの準備が肝心!

小学校入学前には、子どものためにさまざまな物を用意しておかなければなりません。子どもを小学校に通わせている先輩保護者たちの話を聞くと、小学校の入学準備で用意しなければならない物の量に驚いたという多いようです。また、小学校生活で必要なものばかりに気を取られ、入学式で用意するものを忘れていた…という人も。

 

保護者の方としては、「用意してなかった!」と、ギリギリになって焦ることがないようにしておきたいものですよね。

準備万端な状態で晴れの日を迎えることができるように、どのくらいの時期に何をどれだけ用意すればいいのかチェックしておきましょう。事前に確認し、必要なものを準備しておくと安心ですよ。

 

小学校入学の準備はいつから始めるといいの?

小学校入学の準備は、1月中旬から2月の下旬の間に行われる入学説明会に参加したあとから始めましょう。入学説明会よりも前に購入してしまうと、最悪の場合使う機会がなくて無駄になった…という事態になりかねません。

 

というのも、入学準備で必要なものには各自で用意するものと、学校指定品や学校購入品となるものがあり、これらは学校によって異なります。また、前年度までは各自で用意していたものが、今年度から学校指定品に変更になったというケースもあります。

 

小学校入学に必要なアイテムは、全国的に見ても共通のものが多いです。しかし、購入時期が早すぎると学校指定品として同じものを購入しなければならず、出費がかさんでしまいがちです。

そうならないためにも、入学説明会に参加し、入学準備のために何をどれだけ用意しなければならないのかを確認しましょうね。ちなみに、小学校によっては入学説明会のあとに学校指定品などを販売することもあるようです。

 

入学説明会の持ち物

入学説明会にいくときは、下記のようなものを持参しましょう。

 

・筆記用具

・資料の持ち帰り用のバッグ

・スリッパと外靴を入れる袋(ビニール袋)

・防寒グッズ

 

筆記用具は必須です。

入学説明会では入学準備で必要なもの以外にも、入学式の日程や開始時間、小学校生活についての詳細や入学までに子どもができるようになっていなければならないことなどの説明があります。

その他にも、スリッパや外靴を入れるための袋、防寒対策としてホッカイロやひざ掛けを用意すると役立ちます。

 

ランドセルの購入はお早めに!

さきほど、入学説明会のあとから入学準備に必要なものをそろえた方がいいというお話をしましたが、ランドセルだけは違います。

近年の傾向を見てみると、ランドセルは毎年6月くらいから予約が開始され、人気のタイプは1011月には完売していることが多いでしょう。一般的には、春から秋口あたりまでがランドセル購入のピークとなります。そしてその後、売れ残ったランドセルの値引きが始まります。

 

ランドセルは性能やデザインに、とことんこだわりたいという場合は、入学予定の前年4~5月から出始める新作をチェックし、早めに予約購入することがおすすめです。デザインよりも予算を抑えたいのであれば、冬から始まる値引きの時期に購入するといいでしょう。ただし、品薄になっていることが考えられるので、できれば前年までに購入しておくと安心です。

 

小学校入学の準備一覧

それでは、さっそく小学校の入学準備で必要になるものを見ていきましょう。

 

・文房具(筆箱、鉛筆、消しゴム、鉛筆削り、ノート、下敷き、はさみ、のりなど)

・お名前シール

・体操服

・給食エプロン

・箸、スプーン

・水筒

・上履き

・通学用の服

・運動靴、通学用靴

・ランドセルカバー

・雨具、傘

・防犯グッズ

 

小学校入学前に必要なものをリスト化すると、結構多くのものをそろえる必要があることが分かりますよね。保護者としては、子どもが安心して小学校生活を始められるように、不足することなく用意しておきたいもの。

 

さきほどもお話をした通り、小学校によって各自でそろえる必要があるものは変わります。例えば、鉛筆の濃さが指定されていたり、文房具一式が学校購入品になっていたり、防犯ブザーが配布されたり。せっかく購入したものが使えないという事態を避けるためにも、入学説明会で確認してから準備を始めると、無駄なく必要なものだけをそろえることができますよ。

もしくは、入学予定の小学校に通う保護者の方に確認してもいいでしょう。あらかじめ、大まかなものでも知っておくと「何をどれくらい用意しなければならないのか分からなくて不安…」という心配事は解消されるはずです。

 

ちなみに、お名前シールを注文する場合は、購入時期によって数カ月待ちになることがあるので早めに検討しましょう。また、名前付けは入学してからもしなければならない機会が多いので、お名前シールやスタンプを用意しておくと便利ですよ。

 

手作りできるもの

入学準備で必要なものの中で、手作りできるものを下記にまとめました。

 

・手提げ袋

・防災ずきんカバー

・給食袋

・上履き入れ

・体操服袋

 

手芸が得意な保護者の方はぜひ、手作りのものを用意してみてはいかがでしょうか。小学校に入学する子どもは、少なからず不安を抱えているもの。手作りグッズを使うことで保護者の方の存在を感じ、安心することができます。また、手作りであれば好きなキャラクターやデザイン、使い勝手がいい大きさなど、子ども専用として臨機応変に対応できるというメリットもあります。既製品を購入するより、費用も抑えられますよ。

ただし、小学校によってサイズが細かく指定されていることがあるので、念のため事前に確認してから手作りすると安心です。

 

そうとはいえ、「手芸が苦手」「忙しくて手作りする時間がない」という保護者の方もいるはず。その場合は、無理に手作りにこだわる必要はありません。既製品を用意する家庭も多いですし、ちょうどいいサイズやデザインがなければ近くの手芸屋さんに頼むこともできます。

入学準備で必要なものはいくつもあります。ストレスがない方法を選びましょうね。

 

入学式の準備も必要

小学校入学の準備とは、子どもが小学校生活で必要になるものばかりではありません。入学式に備えて、事前に用意しておかなければならないものも多くあります。

ちなみに入学式に必要なものは上履き以外、学校指定品などとは関係がないので用意するのが早すぎるということはありませんよ。心配なら、早めに準備しておくと安心ですね。

 

入学通知書

本人確認のために必要になることが多いです。学校から事前にもらえるので、忘れずに持っていきましょう。

筆記用具

必要なことをメモするために用意しておきます。

子ども用の上履き

子どもの上履きは学校指定品なのか、どのようなものが好ましいのかを入学説明会で確認しておきましょう。購入したら、忘れずに名前を記入しましょうね。

保護者用のスリッパと外履きを入れる袋(レジ袋)

子どもだけではなく、保護者用の室内履きも用意しなければなりません。基本的には、体育館に靴を持っていきます。スリッパを入れた袋にそのまま入れるわけにはいかないので、レジ袋を用意しておくと便利ですよ。

またスリッパの色ですが、フォーマルな服に合うようなものを用意しておくと全体的にチグハグにならずに済みます。

ハンカチ、ティッシュ

子どもの成長を見て感極まり涙…という場合にも使えます。

 

入学式当日の家族全員の衣服

入学式では、持ち物だけではなく家族全員の衣服もそろえなければなりません。慌てることがないように、前もって用意しておきましょうね。

 

・子どもの服

・スーツ、ワンピース

・靴

・カバン

 

男性の場合は、迷うことなくスーツで参加するのが一般的ですよね。しかし、女性の場合はどのような服装で入学式に参加するべきなのか迷う人が多いのではないでしょうか。

あるアンケートによると、ほとんどの場合、女性はスーツかワンピースで参加しているようです。色は春に相応しい白やベージュといった明るい色、黒やグレーでも柄が入っていて華やかなものを選ぶことがおすすめです。

 

ただし、入学式で着用する服を全て新品でそろえるとそれなりに費用がかかります。また、スーツにも流行があり、数年前に購入したものの型が古くなっていたり、体形が変わって合わないというケースも。

それなら一式をレンタルするという選択肢もありますよ。全てそろえるよりは、出費を抑えられるので検討してみてはいかがでしょうか。

 

とはいえ、あくまでも主役は子ども。家族間のまとまり、周囲とのバランスを考慮して用意しましょうね。

派手すぎない色味や模様の大きめのバッグ

持ち帰りの資料を入れるために、もう一つ大きめのバッグを用意しておくといいでしょう。サブバッグの色や柄が派手すぎるとそこだけ浮いてしまうので、シックな色合いのものを選ぶといいですよ。

カメラ

子どもの成長を祝う晴れの日を、記録に残しておきましょう。

小学校の入学式では式が終わったあと「入学式」という立て看板の前で家族写真を撮る人たちであふれます。どうしても混雑してしまうため、看板の前で写真撮影するのであれば時間に余裕を持って撮影しましょう。入学式が始まる前に撮影するほうがスムーズです。

防寒グッズ

入学式は小学校の体育館で行うことが一般的ですよね。小学校の頃を思い出すと、体育館は寒いという記憶が残っている人が多いのではないでしょうか。地域にもよりますが、4月は暖かくなり始めたばかりの時期。入学式は数時間で終わりますが、携帯カイロや厚手の下着を着用するなど寒さ対策をしておくことをおすすめします。

下の子ども用のおもちゃやアメ

下の子どもも一緒に入学式に参加する際、式の途中で飽きてしまうことが多いようです。飽き対策として、音の鳴らないおもちゃやアメを用意しておくと安心ですよ。それでもぐずったときは一旦体育館から出て、周囲の迷惑にならないようにしましょうね。

入学準備の費用を抑えるための方法

入学準備で必要なものを全てそろえると、10万円程度の費用がかかると言われています。子どものためとはいえ、少しでも予算を抑えたいところではないでしょうか。そこで、入学準備アイテムの購入費用を節約する方法をいくつかご紹介します。

甘えるところは甘える

祖父母や親戚から、ランドセルをプレゼントしてもらえることになったら素直に受け取りましょう。小学校生活で必要なアイテムの中で、1番ウエイトを占めるのがランドセルの購入費用です。一般的に3~5万円程度のランドセルを購入する家庭が多いと言われています。ランドセルの購入費用を節約できたら、入学準備でかかる費用を半分程度で抑えることができますよね。

入学してからも様々なシーンで費用がかかるもの。甘えるところは甘えるというのが、実は1番の節約術になるのです。

おさがり

体操服や制服などは、おさがりを有効活用しましょう。子どもはあっという間に成長します。まだまだ着られるのにサイズアウトしてしまったというケースがあるので、おさがりをもらうと節約になりますよ。また、下に子どもがいる場合、上の子どものものを保管しておくと必要なときに使うことができます。

バザー

バザーでは、サイズアウトして着られなくなった体操服や小学校で必要なグッズが販売されています。低価格で購入することができるので、狙い目ですよ。

フリーマーケットを活用する

フリーマーケットを利用し、安く手に入れる方法もあります。ネット上のフリーマーケットサービスでは、入学準備で必要なものを低価格で購入できるだけではなく、手作り品を代理で作ってくれる人もいます。オーダーメイドのものはそれなりの値段がするので、予算を抑えたいけれど手作りのものを使わせたいという人にはおすすめです。

 

まとめ

小学校入学の準備は、どのようなものが必要になるのかを大まかに把握しておき、入学説明会で詳細を確認してから本格的に始めるといいでしょう。同じ市内であっても学校によって細かい部分が変わるので、あまりに早すぎるとそろえたものが無駄になってしまうからです。ただし、入学式当日のために用意するものには学校指定品とは関係がないものばかりなので、事前に用意しておいても構いません。

それから、小学校入学で必要なものを全て新品でそろえるとそれ相当の費用がかかります。高いから長持ちするとは限りませんよ。少しでも出費を抑えるために、おさがりやバザー、ネットフリマなどをフル活用するといいでしょう。

小学校入学前の適切な時期に必要なものを全て用意し、万全な状態で入学式を迎えましょうね。


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