まなびのひきだし
2019.01.22
【1月】穏やかな新年の始まり
元旦の朝は天候に恵まれ、風もなく穏やかに新年を迎えました。
★新年の日差し
★穏やかな空
餌の少ないこの時期、鳥たちの冬の過ごし方はそれぞれです。
スズメは、草むらや空き地に舞い降りてエサを探して歩き回り、ヒヨドリはキンカンや畑の作物の葉を突いています。
★スズメ
★ヒヨドリ
ヤマバトは、住宅街や空き地等にオス、メスでいることが多く、近くで2羽を見かけることが多い鳥です。
独特な鳴き声なので、子どもたちと見かけたら鳴き声にも耳を傾けてみましょう。
★ヤマバト
朝の冷え込みは厳しく、レタスの葉に降りた霜の結晶が、キラキラ光りとても綺麗です。
朝早いうちか日陰で、霜や氷を観察して楽しみましょう。
★霜
空地ではセンダングサが、かぎ針の様な種を広げ、種の移動手段として、くっ付く動物や鳥、人間たちを待っています。
★センダングサの種
これも自然が作り出した知恵ですが、生き残る為にそれぞれ様々な手段があります。
とても面白い世界なので、子どもたちと四季を通して色々な植物を調べてみるのも、お勧めです。
新年早々、たくさんの花をつけていたツバキの木が、伐採されてしまいました。
鳥たちが、蜜を吸いに訪れていたので残念です・・・
★咲き乱れるツバキ
★伐採されたツバキ
近くの畑も半分が宅地になり、いきものたちの生活する場にも変化があります。
これからの一年、新たな気づきと共に変化する環境に生きる姿も見守っていこうと思います。
★道ばたの草