【私の「児童館職員1年目」】教員免許を活かせる仕事に就きたい
音楽大学で教員免許を取得したので、それを活かせる仕事を探していたときに児童館のことを知りました。まずはアルバイトをしてみて、やりがいのある仕事だと感じたのでそのまま就職したという感じです。
1日中歩き回って、毎日が筋肉痛!
仕事の最大の魅力は、0歳から中高生まで幅広い年代の子どもと関われること。イベントの企画や細かな制作作業も、自分に向いていると感じていました。しかし、いざ正規職員になるとやはり責任感が違います。1年目はバタバタしていて、何をやっていたのかあまりよく覚えていません(笑)。一日中動き回るので筋肉痛になるし、イベントの準備に追われてクタクタ。でもとにかく子どもが可愛くて、子どもたちのために頑張ろう!と思う毎日でした。
児童館は「困ったときの助け舟」
児童館には毎日たくさんの子どもが来ますが、全員の子どもと少なくとも一言二言は会話をしようと心がけています。子どもたちは児童館を「何かあったら助けてくれる場所」だと認識しているようで、落とし物を拾ったり、近所の公園でケガをしたりしても児童館にやってきますね。「困ったときには、児童館に来ればいい。ここなら助けてくれる」と思ってもらえることが、とても嬉しいです。
【子どもとの接し方】時には強く叱ることも必要
私は性格的に、あまり大きな声を出して子どもを叱ることができませんでした。それが正義感の強い子どもには不満だったようで、「友達が悪いことをしても叱ってくれない先生」だと思われてしまったことも。もちろん危険なことをしていたらその都度叱るようにはしていましたが、あまり感情的になってはいなかったのですね。でも子どもにとっては、「怒られるからやめよう」とか「叱られたからゴメンナサイする」という場の収め方が必要なこともある。時と場合によっては、怖い表情で大きな声を出すことに意味があるのだと学びました。もちろん「演技」なので、心の中では冷静ですが(笑)。
【職業病あるある】どこに行っても「装飾」が気になる
デパートやショッピングモールに行くと、つい装飾に目が行きます。クリスマスなど季節の飾り物を見ると「これを手作りできないかな?」と考えて、じっくり観察しちゃいますね。
【実習生に一言!】子どもと触れ合う楽しさを知って
もちろん実習なので大変なことはたくさんありますが、それよりも子どもと触れ合う楽しさをわかって欲しい。何をしていいかわからないときは、勇気を出して「次は何をしますか?」と聞いて欲しいですね。何事も挑戦して、経験することが大切です。
【就活生に一言!】館長を見ると雰囲気がわかる?!
私は就活の際、自分の特技である音楽を生かして子どもたちと関わりたい、とアピールしました。ささいなことでもいいので何か一つ、子どもたちと関わる上でポイントとなることを会社側に伝えられたらいいですね。児童館は館長のキャラクターが全体の雰囲気を決めているようなところがあるので、見学に行く際は館長さんとしっかりお話をしてください(笑)。