まなびのひきだし
2017.04.25
13.『対話』ってなあに?
むっちゃん先生、こんにちは。今週もよろしくお願いします。
最近よく「子どもと対話する」保育という言葉を聞きます。子どもとは、「会話」し生活しているのですが、『対話』との違いがイメージできません。子どもと対話するとは、どのようなことを指すのですか。
やりとりをすることです。子どもが興味を持ち、注意を向けた物について、それを話題にし、それに子どもが応じて言葉や身振りで返したときに、うなずいたり、さらに言葉を加えたりする。
うんうん。
あるいは子どもが言葉を発したときに、そのことを認め、さらに続けるよう励まし、また子どもの本当に言いたいことを膨らませ、言い換えて返してやる。
例えば、子どもが「映ってる」と言葉にした時に「水たまりが鏡みたいだった、ね?」などですか?
それが続く。そこに対話があります。
それは単に言葉のやりとりというより、子どもがいろいろなものに関わり、興味を持ったときに、それを言葉によりさらに関わりを発展するよう仕向けることです。それは指示ではなく、子どもがやろうとしたことを補い、広げることです。
ありがとうございました。また、お願いします。
さようなら。また、来週!