まなびのひきだし
2014.10.28
05.主体的に活動するって難しい!?
週刊むっちゃん(保育Q&A)
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保育者歴3年目の「たっくん」と5年目の「さっちゃん」。2人の保育者が、保育のあんなこと・こんなこと、素朴な疑問をむっちゃん先生(無藤隆教授)にぶつけます。2人の疑問にむっちゃん先生はどんな回答をくれるでしょう!毎週火曜日、どうぞお楽しみに。
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保育者歴3年目の「たっくん」と5年目の「さっちゃん」。2人の保育者が、保育のあんなこと・こんなこと、素朴な疑問をむっちゃん先生(無藤隆教授)にぶつけます。2人の疑問にむっちゃん先生はどんな回答をくれるでしょう!毎週火曜日、どうぞお楽しみに。
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むっちゃん先生、こんにちは。今週もよろしくお願いします。
主体的な活動は大事だと感じているのですが、乳児クラスでは、ついつい玩具を保育者が用意してしまいます。これって、主体的と言えますか。
保育者が用意するか、子どもが作るかということではなく、子どもが次第に自分で選び、自分で作り出すように育っていくかが主体的ということの意味です。
そういう事なんですね。
何もないところで、小さな子どもが主体的になりようがありません。素材を用意し、ヒントを提供し、こうもできると見本を見せたりして、子どもはどうやったらよいかとか、どこまでが可能かが見えてきて、何かを始めることでしょう。
そして実際に初めて見ると、提示されたようにはやらず、熱中している内に違うことを始めたり、新たな何かを思いついて作り始めます。それが主体になっていくということです。
そういうことのために、きっかけを保育者がたくさん用意しつつ、子どもが始めた面白いことを取り上げ、さらに発展できるようにしましょう。
わかりました!やってみます!ありがとうございました。また、お願いします。
さようなら。また、来週!